九州産業大学美術館担当学芸員によるオンラインギャラリートークが開催されました

 10月中旬まで残暑のようでしたが、寒気の流れ込みで、一気に秋が深まりました。そして公民館にも〝芸術の秋”が来ました。

先日のブログでご紹介した第31回九州産業大学美術館所蔵品展「人間国宝展」のオンラインギャラリークを開催しました。

地域の方からのお申し込みが、公民館講堂の大きなスクリーンでの参加と、ご自宅のパソコンからの参加がありました。

九州産業大学美術館学芸員の方

学芸員の方からのご挨拶に始まり、画面の中の美術館に案内されるのは、まさにバーチャルツアーの始まりといった感じです。また、今回の展示は陶芸作品ですが、「陶芸にはあまりなじみがないから・・・、知識がないから・・・」等は、気にせずに、自由に個人個人の感覚で楽しんでほしい、とのこと😉

そして、一つ一つの作品について、～人間国宝その人や、使われている「わざ」の特徴、それらの保持・継承・発展してきた土地など、さまざまな視点から紹介していただきました。

また、九州産業大学美術館の楽しみ方の一つとして、作品ごとに、付箋紙に来館者の感想が掲示されており、感想を書くも良し、読むも良しと😊

作品の見どころと、付箋紙の感想です👈

例えば・・・、青磁の表面のひびが「メロンみたい💖」なんて、ポップな感想もあり、自分と違う感覚だったり、同じような感想だったりと、観覧の楽しみ方が広がります。

最後に、参加者からの質問を受けつけていただき、公民館にいながらにして、人間国宝の作品の数々を、じっくりと堪能できた充実した時間でした。

素敵な秋がみつかりますように